2020.03.05電子カルテ

【電子カルテ】ITとICTの違い 医療ICTを導入するメリットとは?

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IT,ICTイメージ

現在、医療業界ではICTを導入する流れがあります。

しかし、そもそもICTという言葉に馴染みのない人にとっては、「ICTとは何か」「ITとどう違うのか」など、疑問に思うことも多いのではないでしょうか。

今回は、ICTがどういったものなのかの解説や、ITとの違い、医療現場に導入することで得られるメリットなどについて紹介します。

ITとICTの違い

ITとは、「Information Technology」の略で、「情報技術」を指す用語です。

コンピューターのハードウェア・ソフトウェアや情報通信に関する技術などのすべてがITと呼ばれます。

一方、ICTは「Information and Communication Technology」の略で、日本語の場合「情報伝達技術」と訳される言葉です。

意味合いとしてはITと近いですが、情報伝達や共有といった側面をより強調しており、ITよりもコミュニケーションに重点が置かれています。

また、ITが技術そのものを指す意味合いが強いのに対し、ICTは技術の活用に焦点を当てた使われ方をするのも特徴です。

ICTの可能性

AIスピーカー

生活の中でICTが活用されている例を挙げると、スマートフォンと家電を連携させ、アプリに話しかけることで照明のスイッチを入れる、テレビ電話機能のあるアプリなどを使って離れた場所の相手と会議をする、などがあります。

また、イベントなどの際、専用アプリを使うことでスタッフの位置情報を共有し、イベント運営のサポートに役立てるという活用例や、スマホやタブレットからアクセスできる電子図書館を作り、クラウド上で本の貸し出し、視聴、返却ができるサービスなどもあり、ICTを使ってできることはさまざまです。

医療分野での活用事例としては、電子カルテやオーダリングシステムなどが挙げられます。

医療ICTを導入するメリット

続いて、医療ICTによる具体的なメリットをみていきましょう。

日本は現在、高齢化によって65歳以上の人口が増え続けており、医療分野の役割はより一層大きくなっています。

一方で、少子化により人手は減っていくため、医療現場ではより効率の良い業務が求められるようになりました。

このような状況において、医療現場に導入するメリットは、業務効率の向上などへの期待から注目が集まっています。

また、地域ごとの医師の不足などに対しては、ネットワーク化による情報の共有・活用が有効です。

患者の情報を医療機関ごとに管理するのではなく、その地域の医療機関で共有することで、特定の分野の専門医がいない場合でも、他院との連携で対応が可能になるメリットもあります。

ICTの1つ 電子カルテの魅力

電子カルテを持つ医師

医療現場で使われているICTで、一般の人にもイメージしやすいのは電子カルテではないでしょうか。

電子カルテには、紙のカルテを使用する際の手間を軽減するメリットがあります。

たとえば、紙のカルテのように、患者ごとにカルテを探したり、カルテを持ち運んだりする必要がありません。

これは、単に医師や看護師の手間が省けるだけでなく、受付や会計もスムーズになります。

別の部署との情報共有も簡単なため、作業時間の短縮につながるでしょう。

カルテを作成する際も、テンプレートに従って入力するだけですので、紙のカルテよりも時間がかかりません。

また、患者のデータをサーバーに記録するため、電子カルテは保管のためのスペースを用意する必要がないというメリットもあります。

検査データや薬のデータ、既往歴などのデータもすべて紐付けておくことができるため管理も容易です。

電子カルテでは見たいデータをすぐに閲覧できるため、こういった場面でも業務効率を上げることができます。

おわりに

ICTは医療現場だけでなく、多くの分野で導入が進んでいます。

高齢者が増えることで、患者の数も増えていく医療現場においては、電子カルテなどの必要性も増していくでしょう。

今後のためにも、しっかりとICTについての基礎知識やメリットを知っておくことが大切です。

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