薬科機器総合カタログVOL8
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77薬 局 機 器調  剤  台受付/投薬周辺機器院内トータル物品管理システム調剤システム・機器注射薬関連システム・機器抗がん薬混合調製ロボット ChemoRoついに抗がん薬の調製にも国産ロボット化の時代が到来。型式YS-CA-AMX調製機能攪拌機能、泡立ち防止機能、コアリング防止機能、輸液エア抜き機能曝露防止機能エアカーテン機能、輸液口の拭き取り機能(予定)、輸液バッグ被曝防止機能排気環境HEPAフィルター100%室外排気(250∅ダクト工事が必要です)殺菌殺菌灯対応アンプル1ml~20ml(胴径10~25mm、全長25~120mmまで)(予定) コマフィルターを使用対応バイアル胴径15~50mm、全長40~100mmまで ※1 対応プラボトル注射用水、生理食塩液、5%ブドウ糖注射液など 50ml~500ml ※2 対応ソフトバック注射用水、生理食塩液、5%ブドウ糖注射液など100ml~500ml ※2 対応シリンジテルモ・二プロ 5ml・10ml・20ml・30ml・50mlの5タイプ(ルアロック)対応注射針テルモ・二プロ・JMS 18G x 1.1/2"(38mm) 21G x 1.1/2"(38mm) ルアロックタイプ SB(short bevel)外形寸法抗がん薬調製ロボット 幅1,890×奥行き1,120×高さ2,150mmクリーンベンチ 幅780×奥行き890×高さ1,770mm電源抗がん薬調製ロボット 単相AC200V±10V・15A(50/60Hz)×1 AC100V±10V・15A(50/60Hz)×1装填テーブル/クリーンベンチ AC100V±10V・15A(50/60Hz)×1 消費電力6.0KVA(MAX)質量抗がん薬調製ロボット 約950kg、クリーンベンチ 約165kg、 装填テーブル 約55kg抗がん薬混合調製ロボット(ケモロ)例を挙げれば、バイアル瓶の内壁面に注射針を添わせた薬液の注入、バイアル内の陰圧を保持しながらの注入/注出等、気泡対策や精度・安全性の確保を実現しています。ロボットへのセット前に行う薬品バーコードの照合、確かな調製を担保する重量計測センサーを用いた重量鑑査機能を有し、アラート体制も万全です。輸液バッグ口は、複数回の穿刺が行われますが、都度、異なる部位への針刺しとなるよう、シリンジを移動させて物理的にコントロールします。調製ゾーン内に3ヶ所設けられたカメラで、溶解後の薬液を注出したシリンジや、全量抜取りのバイアルを撮影する等、画像保存機能も有しています。画像はオーダーNo.や患者名とともに紐付けられたうえで記録され安心です。溶解液を注入したバイアルをセットした後、通常の「偏心回転」・「偏心回転+揺動」の2種の動きと動作時間の組み合せで、様々な抗がん薬の溶解に対応します。使用済みのシリンジやバイアル等は、自動的にダストBOXに密閉廃棄。前扉を開放して袋ごと廃棄する際は、当該部を陰圧にする念の入れようです。●手技の踏襲レベル●鑑査機構(バーコード照合+重量)PAT.P●輸液等の針刺し部位をコントロール●確実に保存される調製画像 PAT.P●振とう(撹拌)ロジック●廃棄物管理 PAT.P         シビアな業務だからこそ施された工夫の数々。 重量計測センサーを用いた重量鑑査バーコード照合鑑査ChemoRo Equipment※1 サイズ内でも形状により対応出来ないものもあります。※2 一部に対応出来ないものもあります。

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