抗がん薬混合調製ロボット ChemoRo(ケモロ)
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ChemoRoのスタートは、レジメン通りに取り揃えた調製薬各種を入れた専用トレイのセットから。既に上位システムから受信済みの複数のレジメンオーダーより、今回調製対象一覧より呼び出し。次いで、1薬品毎にバーコード照合を完了した後、搭載薬品がすべて正しければ、当該トレイは調製ゾーンへ送り込みます。また、当該患者名や薬品名等が電子ペーパーに表示されます。 レジメン毎に専用トレイをセットするゾーン。トレイセットゾーンIN09ある調査※では、抗がん薬投与時のプライミング作業の約90%は、看護師が行っているという結果が出ています。ChemoRoは輸液バッグ全体を調製ゾーンとは別にセットするため、調製時のバッグの曝露も物理的に起こさない安心設計。調製薬剤師のみならず、プライミング担当の多くを占める看護師にも支持され易いベネフィットを実現します。※第23回日本医療薬学会 看護師による抗がん剤取り扱い 環境と安全対策の現状と課題(東京大学・㈱ユヤマ)トレイの取り間違いも防止調製済みの薬品が入ったトレイは、輸液ラベル(又は処方せん)のバーコード照合を行って解錠し取り出します。輸液セットゾーン曝露しない輸液は投与者の安全も守ります。OUT

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