現場の実運用ニーズを満たす薬品ごとのカセットを搭載。錠剤PTPシートだけで約600~700品目を採用する薬局において、使用量の上位90品目で約70%、同150品目で約80%、同180品目で約85%、同210品目では約88%という処方の大半をカバーすることが調剤薬局を中心とする計35施設へ行った調査結果から判明しました。
1ユニットで薬品サイズに応じて90品目から最大210品目の搭載を可能にし、さらには最大で10ユニット(=2,100品目)までの増設も可能で、薬局内の錠剤PTPシート全薬品の自動払出化を実現することもできます。
※MAX210カセットは全てSSカセット搭載時。実運用的には約120~150カセット搭載が目安となります。

1カセット内には、平均的な厚さ4.8mmの錠剤PTPシートを最大40シートまでセット可能。
1ユニットへの薬品収容力と少ない充填頻度による効率化は、最小ユニットで導入コストを抑制しながら、最大限の省力化を実現できることを意味します。処方頻度が高く、使用量の多い薬品は、同一薬を複数カセットに収容して払い出しを行う親子カセット機能により、さらに充填の手間と頻度を極力抑えることができます。

一般的な2列・10錠の丸錠のPTPシートだけでなく、カプセル錠や3列シート、さらには増加傾向にあるウィークリーシートにも対応。一部の薬品を除き、基本的にカセット内に重要できるサイズの錠剤PTPシートであれば全自動払出対応が可能です。
※錠剤PTPシートサイズ(縦79~120mm、横29~58mm)に応じて、10種類の中から最適なカセットサイズが選定されます。

PTPシートの計数調剤で無視できないのが端数のカット。ROBO-PICKは処方内容に応じて自動カットする機能も併せ持っています。端数錠剤用の別ユニットなどを別途増設する必要もなく、薬局内のレイアウトにも困らない、省スペース設計。これ1台で錠剤PTPシート調剤の全自動払い出しを実現しています。

いくら全自動で省力化ができ便利であるといっても、実運用に耐える払速度でなければ意味がありません。PTPシートの払い出しに要する時間は25秒、しかも同一薬品2シートなら僅か26秒で払い出しを完了します。また分3・7日分となる一般的に処方頻度の高い、21錠の端数カットを含めた錠数においても、トータル40秒で自動払い出しを完了します。

ROBO-PICKの専用払出トレイ内は6分割されており、薬品毎などに分別して、1処方6薬品までという大半の処方を、1トレイ1患者分として全自動払い出しを行うことができます。
複数トレイへ払い出された後の突合せの手間や間違いの発生が起こり難いように配慮された6分割トレイなのです。

トレイ積上装置は、薬品払出を完了したトレイへ払出記録シートを出力して、1ユニットに最大7トレイまでを積上げすることが可能です(最大5ユニットまでの増設が可能)。リフトアップでトレイ位置が上段へ移動すると右側のトレイ情報表示部も自動で切り替わります。ROBO-PICK収容以外の手払出し対応薬品を含む払出し分は、払出記録シートだけでなく、情報表示部に「手」表示されるのでどのトレイを取り出せばよいかが前面からでも一目で分かります。



100錠以上の長期処方時に100錠単位で自動払出しを行う 「束払出し専用ユニット」が新たにROBO-PICKに登場しました。 薬品の元箱から取り出した包装・帯つき状態のままで充填&払い出し。 これまで手払出しでしか対応できなかった束払出しも全自動無人化を実現、 長期処方への対応力も兼ね備え、ROBO-PICKはさらに成長しました。


束払出装置1台に最大42の専用カセット搭載が可能で、 包装薬品サイズに応じてカセットは3種類をご用意しています。 充填作業効率を考慮して、通常の払出しユニットのものよりも1.5倍以上の奥行きをもたせた カセットには12束(厚み25mm束の場合)までを収容可能で、薬品元箱から取り出した 包装状態のままで簡単に充填が行えます。 ユニットからのカセット完全脱着、再セット時の誤挿入防止機構などは通常の払出しユニットと 同機構をそのまま採用しているので、ラクラク・自然な姿勢で安心して薬品充填作業を行っていただけます。

AQUA-ROBOの本体内には、最大20品目の水剤元瓶収容を可能にしています。
病院・薬局を問わず計172施設に対してユヤマが行った調査では、自動化したい水剤薬品種に対する回答で、10品目だと57.6%にとどまったのに対し、この20品目では実に89.0%の施設でのニーズをカバーするという回答結果を得ています。もちろん同一薬品の複数本セットも可能です。
例えば、採用薬が20品目以下の場合や、使用頻度の高い薬品だけを優先的に全自動化するなど、MAX20品目の収容力は様々なニーズにお応えします。

AQUA-ROBOは、30 ml・60 ml・100 ml・150ml・200mlの5サイズの中から4種類の投薬瓶を本体内にあらかじめ収容しておくことが可能です。
処方量から最適な投薬瓶サイズをAQUA-ROBOが自動選択・自動分注するので、分注の度に投薬瓶をセットする手間要らず。
比較的使用頻度の少ない300ml、500ml投薬瓶にも手差しセットにより対応しています。

アスベリンシロップやポンタールシロップをはじめとする成分の沈殿・分離が起きやすい水剤も、全自動無人分注化が可能。その秘密が、インテリジェントノズルでの吸吐によるユヤマ独自の攪拌(かくはん)機能です。
全自動化する薬品種を選ばないのがAQUAROBOの特長の1つです。
※ヒマシ油、ハッカ油などの油性のものや一部の薬品を除く。
※自動攪拌のインターバルは設定可能。

水剤や洗浄水を吸吐するインテリジェントノズル内は、水道水または専用タンクの洗浄水で自動洗浄されるのでコンタミの心配がありません。
また、高粘度の薬品や糖分を多量に含む薬品の多い水剤で起こりがちな凝固によるノズルやパイプの詰まりも抑止するので、頻繁にメンテや交換する手間も不要で、ランニングコストも最小限で済みます。
※洗浄方法は、専用ポリタンク方式または水道直結方式(オプション)からご選択いただけます。

水洗浄だけでなく殺菌灯によるインテリジェントノズルの紫外線照射殺菌や、HEPAクリーンモジュールユニットによる薬品・投薬瓶・投薬瓶キャップ収納部の本体内部のクリーン環境維持など、ユヤマの無菌室やクリーンベンチなどの分野における実績とノウハウを活かしたクリーン機構もAQUA-ROBOは装備。
雑菌繁殖を抑制するきめ細かな配慮がされています。

AQUA-ROBOには、操作やお手入れ・消耗品交換方法をどなたにでも簡単理解していただけるよう動画マニュアルを標準搭載。ペーパーの取扱説明書だけでは分かりづらいような内容でもビデオならすぐに理解していただけます。
