抗がん薬調製支援システム ChemoROADⅡ
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締め処理時に同時出力される「手順書」で、前日の予習負担軽減で効率化。前日の注射薬の取り揃え後に、注射箋とレジメンを確認しながら抗がん薬調製の抜き取り分量の計算を行う、いわゆる「予習」は誰にでもできるものではなく、知識と経験が必要です。さらにその枚数が膨大になると、業務効率の悪化のみならず間違いが発生する可能性も出てきます。調製支援システムで、注射箋と同時に発行される『混注手順書』により、計算した結果と調製量と照合し、安心した「予習」を行うことができます。調製手順の統一化で安全。画面&音声ナビゲーションで作業者を選びません。実際の調製業務で、使用するシリンジ、抜き取り分量、手順も調製者によって違っていては鑑査も大変。抗がん薬調製支援システムでは、画面に表示される使用シリンジの種類、薬品、溶解量、抜き取り量に従って進めるだけです。各手順における作業は、画面へのポップアップウインドウ表示と音声案内による「ダブルナビゲーション」で分かりやすくガイドします。手順は、調製者に依存しない統一した作業が可能になるシリンジ単位と、シリンジ選択を任意で行う簡易手順表示の薬品単位を選択いただけます。シリンジ目盛りで測りとれない分量の場合は補正した分量での抜き取りが必要で、これにもノウハウを要しますが、「調製量補正機能」により溶解量を調整してシリンジの最小目盛りで調製できるように自動算出します。普段調製を行わない薬剤師が休日対応となった際や、経験の少ない薬剤師でも、統一した手順で作業が行え、調製セーフティマネジメントが行えます。調製前準備の効率化と、調製中の作業手順を分かりやすくガイド。風袋引き指示計量指示画像撮影指示混注指示3

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