2020.03.16電子カルテ

BCP対策にクラウド型の電子カルテがおすすめです!

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電子カルテを見る医者

皆さんはBCPについてご存知ですか?

BCPを前提とした準備が昨今重要視されています。

そのため、本記事では、BCPとは何なのか、この対策に適していると言われているクラウド型の電子カルテやそれを使用することのメリット・デメリットについてご説明させていただきます。

BCPとは

BCPとは一体何なのでしょうか?

BCPとは、「Business Continuity Plan」のことです。

これは、日本語で言うと、事業継続計画のことです。

厚生労働省によると、この事業継続計画とは「震災などの緊急時に低下する業務遂行能力を補う非常時優先業務を開始するための計画で遂行のための指揮命令系統を確立して、業務遂行に必要な人材や資源、その配分を準備・計画し、タイムラインに乗せ、確実に遂行するためのもの」となっています。

この対策にはクラウド型がとても適していると言われています。

では、どのような点で適しているのでしょうか?

下記で説明していきます。

BCP対策においてクラウド型のメリット

電子カルテを操作する医者

BCP対策する上でのクラウド型のメリットとしては下記のことなどがあげられます。

データ消失のリスクの削減

震災などの緊急時において、紙カルテや情報は簡単に失われてしまいます。

しかし、電子カルテであれば、震災などの際にも情報を失ってしまうリスクを抑えることができます。

一時的に情報へのアクセスができなくなったとしても再度、情報を保管しているサーバーに接続すれば再度情報にアクセスすることができるようになることがクラウド型の電子カルテ最大のメリットです。

院外での操作が容易に、効率化も図れる。

このシステムは、通常のオンプレミス型と比較し、サーバーがクラウド上にあるので、院外のPCから電子カルテを操作することも可能です。

オンプレミス型の電子カルテでも遠隔操作が可能な製品はありますが、簡単に操作できるのはクラウド型電子カルテならではの特長といえるでしょう。

またサーバーのメンテナンス業務もクラウド上で行われるので、煩雑な業務を行う必要がなく、より診療に時間を充てる事が可能になり効率化も図れます。

BCP対策においてクラウド型のデメリット

BCP対策においてクラウド型の電子カルテを導入することのメリットについてはわかっていただけたかと思います。

では逆に、この対策においてクラウド型の電子カルテを導入することのデメリットとしてはいったいどのようなことが考えられるでしょうか?

セキュリティ面での不安

紙のカルテであれば、直接その紙に触れなければカルテの情報を知ることはできません。

しかし、電子カルテであれば、サイバー攻撃によりカルテ情報が流出してしまう可能性があるのです。

こういったデメリットがあるため、クラウド型の電子カルテを導入する際には、セキュリティ面で信頼することのできる会社のシステムを利用するようにすることがポイントとなります。

BCP対策にはクラウド型電子カルテ

クラウド型電子カルテがおすすめ

BCP対策には何と言ってもクラウド型の電子カルテがおすすめです。

セキュリティ面で信頼のできる会社のシステムを選ぶ必要性はありますが、そこさえクリアできればこの対策の上では電子カルテの特性は非常に有用です。

クラウド型、オンプレミス型ともにメリット・デメリットはあります。

ただ、やはり震災時のことを考えるとクラウド型を選ぶメリットは大きいと言えます。

オンプレミス型とクラウド型、両者を比較したうえで、自身の判断で適している電子カルテを選ぶようにしましょう。

おわりに

BCPとは一体何なのか?

BCP対策にはどのような方法が向いているのか。

についてご説明してまいりました。

この対策は昨今重要性を増しています。

BCP対策を考えたうえで、新しいシステムを導入される際はクラウド型の電子カルテを導入することを一度検討してみるようにしましょう。

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