2020.11.02電子カルテ

問診票のデジタル化で電子カルテの業務効率を向上

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問診票デジタル化

問診票のデジタル化。

これを実現することができれば、電子カルテの業務効率はさらに向上することになります。

患者さんが来院した際に記入する問診票。

このデジタル化について、本記事ではご紹介します。

電子カルテを導入しても問診票はデジタル化されない?

電子カルテシステムは現在とても多くのクリニックで普及しており、今後ますます多くのクリニックで使用されるようになっていきます。

電子カルテシステムの導入で、業務効率化が進みペーパーレスの重要性を多くのクリニックが認識したにも関わらず未だ紙を使用している業務も残っています。

そのうちの一つが問診票です。

電子カルテシステムを使い、ペーパーレスを実現しているようなクリニックであっても問診票は紙のまま。

そういったところが多くあるのです。

患者さんが紙の問診票に記入し、受付の方が電子カルテに打ち込みを行う。

こういったシーンは、多くのクリニックで目にすることができます。

しかし、問診票に書かれている文字が読みにくかったり記入漏れがあり再度確認が必要になったりと、この形だと手間が多くなってしまいます。

電子カルテシステムを導入し業務効率化をしているからには、こういった部分に関しても効率化をしていきたいものです。

問診票は何のためにある?

診察と問診票

問診票のデジタル化を考える上で、まずは問診票が何のためにあるのかを考えてみましょう。

問診票は、患者さんが診療をスムーズに受けられるようにし、医師もスムーズに診療を行うことができるようにする、そのためにあります。

主訴や受診目的、他院の受診歴、既往歴や薬歴などを自己申告するための用紙であり、これがあることでより正確でスムーズな診療を行うことができるのです。

カルテが紙であれば、紙の問診票をカルテに貼りつけて管理することができました。

しかし、カルテが電子カルテに変わっても、問診票が紙のままでは一度クリニックの方で電子化するという手間が生まれてしまうことになるのです。

問診票をデジタル化することによるメリット

問診票のデジタル化

この手間を省くことができるという点が、問診票をデジタル化することによる最大のメリットであると言えるでしょう。

問診票がデジタル化していれば、患者さんにとっても入力が楽になりますし、記入漏れなどによる再確認を受ける手間がなくなります。

クリニック側・患者さん側双方の手間を無くすことができるというのは、大きなメリットです。

検査が必要なのか必要ないのか、注射や点滴、隔離などは必要か、様々な情報をスピーディーに把握することができるため、患者さんへの対応のスピードが大きく向上することが期待できます。

来院前に事前に患者さんが記入しクリニックに伝えることのできるシステムもあります。

これにより、事前にデータがあれば、よりスピーディーに患者さんの対応をすることもできるでしょう。

また、紙の問診票よりも多くの情報を記入してもらうことが可能になるという点も、問診票をデジタル化することによるメリットです。

紙ではないため、記入項目のサイズが制限を受けにくいです。

そのため、クリニック側が確認したい内容の記入をより多くできるようにしておくことができるのです。

質問内容も容易に枝分かれさせることができますので、患者さんにストレスをかけることなく、今まですることのできなかったより多くの質問をすることができるようになるのです。

おわりに

問診票のデジタル化についてご紹介しました。

電子カルテを導入するのはもはや、どのクリニックにおいても当然のことになりつつあります。

だからこそ、次のステップとして問診票のデジタル化にも踏み切ろうというクリニックが増えているのです。

電子カルテの導入がまだお済みでないクリニックは、まず電子カルテの導入をご検討されてみてはいかがでしょうか?

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