2020.01.27電子カルテ

電子カルテとは?クラウド型とは?基礎を理解して活用しよう

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電子カルテを持って微笑む女性医師

電子カルテの導入を検討されている医療機関の方も多いのではないでしょうか。

しかし、そもそもどういった機能やメリットがあるのか、基礎的な部分が分からないため検討が進まないということもあるかもしれません。今回は、クラウド型電子カルテについて基礎知識や活用方法を解説します。

電子カルテとは?

従来紙に記録、管理されていたカルテを、電子化して保存や管理をおこなうのが電子カルテです。

紙のカルテに比べ、保管や検索などが効率的なことはもちろん、データの集約や、他システムとの連携などにより、より詳細な記録を記載できるようになっていることが特徴と言えるでしょう。

さまざまなデータを記載できる分、医療機関によって活用方法や記載されるデータが、基礎的な情報を除いては異なっていることが多い点も特徴です。

クラウド型電子カルテとは?

クラウドデータ

電子カルテには、大きく分けて院内にサーバーを設置し管理するオンプレミス型と、クラウドサーバー上で管理するクラウド型があります。

クラウド型電子カルテの基礎的な特徴としては以下のようなものが挙げられます。

初期費用、その後のランニングコストともに抑えられ、導入しやすい

オンプレミス型と違い、サーバーの購入、サーバールームの設置などの費用や手間がかからないため、導入のハードルが比較的低いことが大きなメリットです。

また、サーバー更新の手間もかからず、ランニングコストを抑えられるケースが多いです。

導入後の管理を任せられる

導入後の管理を運営会社に任せられる点もクラウド型の大きなメリットです。

院内サーバを取り扱う時間や日々のメンテナンス業務等の手間がかからない為、

その分、他業務に充てる時間が増加し、時間の有効活用が可能になります。

セキュリティ面で安全性が高い

クラウド上で管理されるため、万が一病院が災害などに遭った場合でも、データの復旧が可能です。

院内の他のシステムや機器とがっちり連携して活用している場合などは、オンプレミス型の方が機能面で優位かもしれませんが、クラウド型電子カルテも他システムとの連携機能が向上してきているため、その点の差は縮まりつつあると言えるでしょう。

電子カルテの歴史と普及率

1999年に、当時の厚生省(現在の厚生労働省)が、電子媒体による診療記録の保存を認め、以下の3つの条件を電子カルテのガイドラインとして定めました。

 

真正性……作成者の責任の所在を明確にし、書き換えや消去、混同、改ざんなどを防ぐこと。

見読性……肉眼でも見読できる状態にし、すぐに書面として表示できるようにすること。

保存性……法令に定められた期間内、復元可能な状態で保存すること。

 

これが、日本における電子カルテのはじまりと言えるでしょう。

その後、2020年までに400床以上の一般病院での電子カルテ普及率を、90%にするという目標も掲げられました。

平成29年度(2017年度)の厚生労働省の調査によると、調査時点で400床以上の一般病院での電子カルテ普及率は85.4%となっており、目標に向かって普及が広がっています。

しかし一方で、同調査によると200床未満の一般病院での電子カルテ普及率は37%となっており、中小規模の病院の導入はこれから加速度的に進んでいく可能性もあります。

【効率化】電子カルテの活用方法

電子カルテと手元

電子カルテの基礎を理解して活用すれば、作業の効率化が見込めます。

紙カルテと違い、保管場所に困らないこと、すぐに必要なカルテを検索したり閲覧したりできること、フォント表示なので書き文字と違って文字の判読が容易であること、などのメリットがあるだけでも、日々の業務におけるロスがかなり軽減されるでしょう。

さらなる活用方法としては、他のシステムと連携させることでより詳細な患者情報をカルテに集約させたり、情報を共有することが可能です。

ただし、導入する際にはドクター自身はもちろんのこと、システムを利用する全てのスタッフがいかに活用しやすく、スムーズに慣れることができるかも重要になります。

どういった機能やデザインが活用しやすいかなど、しっかりと検討することが重要です。

おわりに

電子カルテの基礎知識やクラウド型について解説しました。

普及の拡大とともに、さまざま電子カルテサービスが登場しているので目的に合わせて、ぜひ導入を進め活用してみてください。

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