2020.07.16電子カルテ

電子カルテ導入においてメーカー選定のポイントをご紹介

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電子カルテのメーカー

1999年に厚生省が認可した電子カルテは、20年あまりの時をかけて広く普及してきました。

同時に多数の電子カルテメーカーが生まれ、医療機関はさまざまなポイントから自院にとって最適なシステムを選ばなければいけません。

この記事では、電子カルテ導入時におけるメーカー選定のポイントを、機能・操作性、サポート面の2つに分けてご紹介します。

電子カルテの普及

電子カルテとは、診療に必要な情報を電子化し、保存・管理を行うシステムを指します。

今や医療ITに欠かせない存在とも言えるでしょう。

そんな電子カルテの歴史は意外に浅く、登場から現在まで20年あまり。

正式に認可されたのは1999年です。

真正性・見読性・保存性、これら3つの原則をクリアすれば、カルテを電子データで保管することが厚生省(現在の厚生労働省)から認められました。

以降徐々に普及が進み、平成20年に14.2%だった普及率は、平成29年には46.7%にまで伸びています。

400床以上の医療機関に絞れば、普及率は85.4%にも上ります。

一方で、200床未満の一般病院の普及率は37.0%、一般診療所では41.6%。

現在、200床未満の医療機関に合わせた電子カルテも出てきており、こちらについても普及率はより伸びていっています。

電子カルテメーカーの増加

電子カルテの普及

電子カルテの普及率の高まりとともに、メーカーもその数を増やしています。

さらに、中小規模の病院ではサーバールームや保守スタッフを確保することが難しいことから普及が進んでいませんでしたが、近年はそれらを解決するクラウド型が登場しています。

医療機関は、どのようにして数あるメーカーから選べばよいのでしょうか。

選定時に確認すべきポイントは、「機能・操作性」と「サポート」です。

機能・操作性でのポイント

電子カルテ導入の目的のひとつに、診察業務の効率化が挙げられます。

操作が難しく、紙のカルテよりも時間がかかっては元も子もありません。

そのため、機能・操作性は選定時に重視したいポイントと言えます。

特にパソコンの使用に慣れない医師でも直感的に操作ができる機能があると助かるでしょう。

現在普及している電子カルテには、主に以下のような機能が搭載されています。

・テンプレート

・過去カルテ情報の再利用(コピー)

・音声入力

・手書き入力・タッチパネル

・オーダーセット登録

機能・操作性は、必要な機能がパッケージに含まれているかどうかだけでなく、デモンストレーションなどで実際に触る機会を持つことが大切です。

自ら操作し、問題点を考えることが重要です。

サポート面でのポイント

電子カルテのサポート

電子カルテで業務の効率化・情報の安全性が確保できても、いざというときのトラブルで使えなくては意味がありません。

また、法令改正などに柔軟に対応できるかどうかも大きなポイントです。

電子カルテには、大きく以下2つのサポートが必要と言えます。

・導入サポート

・システム運用に対するサポート(保守)

導入前にどのようなサポートが受けられるのかしっかり確認しておくことが大切です。

メーカーは継続的なサポートをしてくれるのか、信頼を置けるのか、導入前のコミュニケーションで確かめましょう。

おわりに

電子カルテは、今や多くの医療施設が導入しています。

・患者様の情報が把握しやすくなる

・文書作成がスムーズになる

・カルテ保管場所が削減できる

・会計待ち時間が短縮できる

など、もたらされるメリットは多岐にわたります。

しかし、享受できるメリットを最大化するためにはメーカー選定が大切です。

紹介したポイントを参考に、現場のワークフローに沿った電子カルテを見極めてください。

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