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ユーザーリポートUser's Report

13株式会社ツルハホールディングス様

調剤機器・調剤ロボット・システム一式

調剤機器・調剤ロボット・システム一式
応対者
株式会社ツルハホールディングス 取締役常務執行役員 後藤 輝明 様
取材者
株式会社ユヤマ 営業企画部 課長 吉見 隆宏

20年以上前から時代の変化を読み取り、ドラッグストアの利点を活かした店舗展開を行っているツルハドラッグ様。対物業務から対人業務への移行、在宅業務への参入を踏まえ調剤業務の自動化、システム化を推進。調剤機器、調剤ロボットの積極的な導入を全国的に行っています。その店舗運営の中で、ユヤマの調剤ロボットと調剤システムがどのように活用されているかをお伺いしました。

全国で進められている調剤業務の自動化について、その目的をお聞かせください。

薬剤師が行うべき業務として考えているのは、薬剤のピッキングといった対物業務ではなく、対人業務、患者様と充分に話し合う時間をできるだけ取りたいと常々考えております。しかし、現状の調剤業務としてはどうしても調剤、特にピッキングに時間が取られてしまい、投薬時間が短縮されてしまう状況となっています。
その中で、薬剤師がチェックさえすれば機械が自動で調剤される状態が好ましいと、今年厚生労働省からでました「0402 調剤のあり方」通知の前から考えていましたので、必要性の高い店舗から順番に調剤自動化を推進してきました。

株式会社ツルハホールディングス 取締役常務執行役員 後藤 輝明 様

調剤機器・調剤ロボットの導入において、ポイントとされている点は。

ドラッグストアに併設して調剤室を作るメリットとして、設置スペースが簡単に拡張できることが挙げられます。店舗を限定、スペースを限定せず、どの店舗でも必要性に合わせてレイアウトを、後から変更することが可能で、待合室を含めた快適な調剤空間を演出することができます。

調剤機器・調剤ロボットに調剤業務を任せていく中で、薬剤師として注意すべき点についてお考えをお聞かせください。

もちろん全て機械任せというのではなく、例えば錠剤分包機において、どうしても錠剤が飛んで過不足になることもありますので、人の目で確認することが必要と考えています。しかし、鑑査装置も画像認識ができるシステムなど、進化していますので当社でも一包化の多い店舗から試験的に導入を始めています。やはりこの点でも薬を作るという部分から自動化による効率化を進めて行きたいと考えています。

今後自動化を進めて行きたい業務はございますか。

今まで、散剤、錠剤、水剤と自動化が進んできましたので、残っている軟膏について自動化ができないかと考えています。軟膏の混和は自動化されていますが、グラムを測る行為について負担が残っていて、軟膏の全自動化が実現すれば、もっと調剤業務が効率化されてくると考えています。

在宅医療への参入について

これから超高齢化社会を迎えるにあたり、各種アンケートでも出ているように、在宅で生涯を終えたいという結果が出ています。その中で当社も在宅医療へ参入していく必要性があると考えていますので、まず拠点を絞り薬剤師、調剤機器といった資源を投入して推進していきたいと考えています。

調剤機器メーカーの中からユヤマをお選びいただいた理由は。

ユヤマとの付き合いは錠剤分包機から始まりました。当時 RFID の認識によるフリーカセットの搭載を実現しているのがユヤマだけであり、調剤過誤防止の観点でも安全性が高い機器を提供していたことが導入のきっかけでした。また、調剤機械をレセプトコンピューターから監査サーバーを通して連動できるシステムを持っていたことも導入のきっかけになりました。

株式会社ツルハホールディングス様はこんなところ

ドラッグストアの特性を活かした調剤室併設化を業務の自動化で推進

今年4月2日に厚生労働省から出ました「調剤業務のあり方について」と題した通知(いわゆる 0402 通知)。今までグレー部分であった薬剤師ではないスタッフにどういった仕事を任せるかについて議論されております。
その中で、この通知が出るよりも前から、調剤業務の自動化、システム化を推進して来られたツルハホールディング様。その先見の明から業界でもトップクラスの調剤機器、調剤ロボットの導入を全国的に推進されております。
またドラッグストアの利点を活かした店舗開設を20年も前から行われており、その店舗の将来展開を踏まえ、柔軟に対応できるようなレイアウト作りをされております。今後積極的に在宅医療にも対応していく中、ますますの調剤業務の効率化、あらゆる剤形の自動化を推進されていく方針です。