公開日:2026.07.08電子カルテ

小児科クリニック向け電子カルテの選び方|多忙な外来や予防接種管理の効率化と処方の安全性向上を両立

小児科クリニック向け電子カルテ

小児科クリニックは、季節性の感染症流行による患者数の増減が激しく、1日に非常に多くの患児を診察する必要があります。また、複雑な予防接種や乳幼児健診の対応、兄弟姉妹の同時受診、体重・年齢にあわせた処方など、小児科特有の業務もあります。診療業務の効率化と正確な診療や処方の安全性を両立するためには、電子カルテを中心としたシステムの構築が欠かせません。本記事では、新規開業や既存システムのリプレイスを検討している先生方に向けて、小児科クリニックのための電子カルテの選び方について解説します。

小児科診療における電子カルテ導入のメリット

小児科診療における電子カルテ導入のメリット
小児科は多くの患児をスピーディーに診察する一方で、患児の体重や年齢に応じた処方量の計算や、予防接種のスケジュール管理など、細心の注意を求められる業務が多々あります。小児科クリニックに電子カルテを導入することで得られる代表的なメリットをご紹介します。

セット登録やAIなどを活用したカルテ入力業務の効率化

冬のインフルエンザや夏風邪など、小児科は季節によって外来が非常に混雑します。そのため、診療の質を維持しながら1人あたりの診察時間をできるだけ短縮することが、クリニック経営の鍵となります。電子カルテには、入力業務を効率化するためのさまざまな機能があります。

  • よく使う処置や処方の組み合わせをあらかじめセットできる「セット登録」
  • 過去のカルテの内容をコピーできる「DO入力」
  • 特定の症状に対する入力内容をあらかじめ登録する「定型文」 など

さらに、近年ではAI(人工知能)を活用したオーダー提案機能を搭載した電子カルテも登場しています。よく用いる処方や検査セットをシステムが自動的に学習し、画面に提示することで入力の高速化を支援します。

電子カルテの導入によって入力業務の効率化が実現することで、医師が患児に向き合う時間を増やすと同時に、待ち時間の短縮やクリニック全体の回転率向上にも貢献します。特に、待ち時間の短縮は待合室での二次感染(交差感染)リスクを軽減させるだけでなく、患児と保護者の負担や精神的なストレスを大きく和らげることにもつながります。

複雑な予防接種や乳幼児健診のスケジュール管理とミス防止

小児科診療において、予防接種のスケジュール管理は大きな負担です。現在の日本の小児予防接種スケジュールは非常に過密であり、生後2か月から短期間のうちに多数のワクチンを計画的に接種する必要があります。ワクチンの種類ごとに異なる接種間隔や回数を正確に把握するほか、生ワクチンと不活化ワクチンの接種間隔のルールの違いや、各自治体が定める公費負担の対象年齢の制限など、確認すべき要件は多岐にわたります。紙の母子手帳のみに依存した確認作業だけでは、ヒューマンエラーを完全に排除することは難しいため、電子カルテの活用が推奨されます。

  • 過去の接種履歴を一覧で確認できる
  • 患児ごとの予防接種のスケジュール管理ができる
  • 接種間隔や対象年齢などの接種間違いを防ぐためのアラート機能

また、乳幼児健診においても、月齢・年齢ごとの定型入力フォーマット(問診項目や発達段階のチェックリスト)を用意しておくことで、確認漏れを防ぐことができます。

視覚的な説明と丁寧なコミュニケーション

小児科では、患児に代わって主に保護者へ病状やホームケアの方法を説明します。電子カルテのモニターを保護者と共有して視覚的に説明することで、保護者の安心感や信頼度の向上につながります。例えば、以下の診療シーンが想定されます。

  • 低身長が懸念される患児に対して、成長曲線のグラフをモニターで視覚的に示しながら保護者と一緒に確認する
  • アトピー性皮膚炎やとびひなどの経過観察において、患部の状態を撮影して電子カルテに取り込み、前回と今回の変化をモニター上で並べて比較する
  • 処方する薬剤の形状や服用方法、副作用などをモニター上に表示しながら保護者に説明する

視覚的な説明と丁寧なコミュニケーションは、保護者の治療に対するモチベーション向上と、クリニックへの信頼形成に寄与します。

失敗しない「小児科向け」電子カルテの選定ポイント

「小児科向け」電子カルテの選定ポイント
小児科クリニックにおいて電子カルテ選びに失敗しないための選定ポイントを5つご紹介します。

ポイント1. 兄弟姉妹のカルテを複数同時展開できる機能(家族カルテ)

小児科では、兄弟姉妹が同時に受診するケースが非常に多く見られます。そのため、家族の複数カルテを複数同時に開いて切り替えられる機能や、同じ感染症と診断した場合に診断名や処方内容(体重に応じた用量変更を除く)をコピーできる機能があると便利です。

一般的な電子カルテでは、セキュリティや誤入力防止の観点から、患者1人分のカルテしか展開できない仕様になっていることがあります。その場合、兄弟姉妹が同時に受診した場合でも順番にカルテを開いて入力し、保存して閉じてから次のカルテを開くという無駄が生じます。兄弟姉妹のカルテを複数同時展開する機能があれば、上の子に入力した感染症名や処方内容などを、同時に受診した下の子のカルテにもワンクリックでリンク・複写でき、入力を大幅に効率化できます。

ポイント2. 小児用量(体重別・年齢別)の処方チェック機能とアラート機能

小児薬物療法では、子どもの体重や年齢に応じて用量を細かく調整する必要があります。成人のように一律の処方を行うことはできず、薬剤ごとに設定された「体重1kgあたりの投与量(力価)」に基づいて、都度計算しなければなりません。したがって、患児の体重や年齢から適切な投与量を自動計算したり、極量オーバー時にアラートを出したりする機能は、診療の安全性向上のためにも非常に重要な選定ポイントといえます。

また、小児には特定の年齢未満には投与してはならない薬剤も存在します。システムが「併用禁忌」や「年齢禁忌」を瞬時に検出し、画面上にアラートを発する仕組みがあれば、万が一の処方ミスや医療過誤といった重大なリスクを軽減することができます。

ポイント3.医療文書作成や予防接種管理を支援する機能

小児科では、「登校・登園許可証」や高次医療機関への紹介状など、各種医療文書の作成が頻発します。特に感染症の流行期には、1日に何十枚もの登校・登園許可証や感染症の治癒証明書を発行しなければならないケースもあります。豊富なテンプレートや、患者情報が自動転記される文書作成機能があると便利です。

また、予防接種にあたっては、母子健康手帳にワクチンのロットシールを貼付すると同時に、電子カルテにも摂取歴として入力します。どのメーカーの、どのロット番号のワクチンを、いつ接種したかを正確に記録する必要があります。バーコードリーダーなどを用いてロット番号のシールを瞬時に読み取り、カルテの指定欄へ自動入力できると、事務スタッフの負担は大きく軽減されます。

ポイント4. Web予約・Web問診との高い連携性

小児科では院内感染を防ぐため、感染症疑いの患児と予防接種や乳幼児健診の患児の導線を分ける運用が基本です。来院前に患児の症状を把握するためにも、Web予約システムやWeb問診システムの導入が推奨されます。患児の保護者がWeb予約した後、そのままWeb問診へと移行して、発熱の経緯や同居の家族の感染歴などの詳細な問診情報を事前に入力すると、そのデータが来院前に電子カルテへと自動的に取り込まれるといったシステムが理想的です。Web予約・Web問診とシームレスに連携できる電子カルテを選ぶことで、受付の滞在時間を削減し、到着と同時に隔離室へ案内するなど院内トリアージをスムーズに行うことができます。

デジタル機器の操作に慣れた現代の子育て世代にとって、スマートフォンから手軽に予約でき、受付での問診票の記入を省略できるクリニックは利便性が高く、患者満足度の向上にもつながります。

ポイント5. 医療DXサービス群の連携実績や制度変更時の対応力

今後のクリニック経営において、国が推進する医療DX方針への対応は避けて通ることはできません。例えば、令和8年度診療報酬改定で再編・新設された「電子的診療情報連携体制整備加算」は、小児喘息やアトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどの定期受診患者を多く抱える小児科クリニックの収益において重要なポイントです。

この加算を算定するためには、電子カルテシステムの導入が前提となります。具体的には、ベース評価である加算3(4点)のための施設基準として、以下の7項目があります。※1

(1)オンライン請求の実施
(2)診療報酬明細書の無償交付
(3)オンライン資格確認体制を有していること
(4)オンライン資格確認等システムの利活用
(5)マイナ保険証利用率30%以上
(6)マイナポータルの医療情報等に基づく健康管理相談体制
(7)明細書発行や医療DX推進体制に関する事項の院内掲示およびWebサイトでの掲示
さらに、加算2(9点)または加算1(15点)を取得するためには、上記に加えて以下の要件のいずれかまたはすべてが求められます。※1

(8)電子処方箋の発行体制等
(9)一定の要件を満たす電子カルテの利用
(10)電子カルテ情報共有サービスの活用体制

電子的診療情報連携体制整備加算は再診時にも月1回2点を算定できることから、収益基盤の安定化を目指す小児科クリニックにとっては、積極的に取得したい加算といえます。※1
これらの加算を取りこぼさないためにも、国が提供する医療DXサービス群との連携実績や、制度変更に対するベンダー側の迅速な改修・開発体制なども重要な選定ポイントといえます。

 
関連記事:【2026年改定】電子的診療情報連携体制整備加算とは?点数・施設基準から電子カルテ必須要件まで徹底解説

クラウド型とオンプレミス型の比較とハイブリッド型の考え方

電子カルテの型式には、大きく分けて「クラウド型」と、院内に専用サーバーを設置する「オンプレミス型」があります。

比較項目 オンプレミス型 クラウド型
初期費用 大きくなる傾向にある
(相場は200~500万円)
比較的抑えやすい
(相場は約10~数十万円程度)
月額費用 保守費がかかる
(相場は保守費 2~4万円 )
システムの維持管理、アップデート、サポートには月額利用料がかかる
(相場は月額利用料 1~数万円)
カスタマイズ 自由度が高い 一部制約されることがある
サーバー管理 自院でデータを管理できる 基本的にはサーバー管理の手間がない
セキュリティ対策 自院の責任で強固なセキュリティ対策を施せる一方、維持管理にかかる費用や責任者の作業負担は大きい データを外部に預けることになるため、ベンダーの専門的なセキュリティ対策に依存することになる

それぞれの特性を理解し、予算も考慮したうえで、自院の診療スタイルにマッチした型式を選択することが重要です。

導入・刷新を成功させるための「視点」

導入・刷新を成功させるための「視点」

新規開業にあわせた電子カルテの導入や、既存システムからのリプレイスは、クリニックにとって多大な労力と費用を伴う一大プロジェクトです。以下のポイントを押さえ、慎重に検討することをおすすめします。

データ移行の可否と費用

既存のシステムから新しい電子カルテへリプレイスする場合に注意したいのが、「過去の患者データの移行」です。患者の基本情報(頭書き)だけでなく、過去の診療記録、検査結果、処方履歴、アレルギー情報、そしてシェーマなどの画像データがどこまで正確に新しいシステムへ引き継げるか、ベンダーの技術力と過去の移行実績を事前に詳細に確認する必要があります。

特に、旧システムのデータを新システムのフォーマットに合わせて抽出・変換して取り込む「データコンバート」には、基本的に別途費用がかかる場合が多いです。他にも、新旧システムを併用したり、旧データを汎用ファイルに変換して保存したりする場合もあります。

なお、当社では、データ移行に関する別途費用は基本的には発生いたしません(ただし、データの移行自体ができない場合もありますのでご了承ください)。

 
関連記事:クリニック向け電子カルテ入れ替えのスケジュール、費用の相場、選定のポイントと注意点

TCO(総所有コスト)

システム選定においては、中長期で見たときのTCO(総所有コスト)で判断することが重要です。初期費用や月額利用料を単に比較するのではなく、前述のデータ移行にかかる費用や外部システムとの連携オプション費用、法改正や診療報酬改定などに伴うバージョンアップ費用などを総合的に考慮する必要があります。また、システム導入に見合う業務効率化や増患など、費用対効果を慎重に検討し、将来的な拡張性も踏まえて判断しましょう。

スタッフ研修とサポート体制

どれほど優れたシステムを導入しても、実際に操作する医師やスタッフが使いこなせなければ、その価値を発揮することはできません。スタッフ研修の内容やサポート体制については、必ずベンダーに確認しましょう。

  • クリニック固有の運用フローに合わせた個別の操作マニュアルを作成し、実務に即した研修を行ってくれるか。
  • 稼働日当日から数日間、専任のサポートスタッフがクリニックに常駐し、想定外のトラブルや操作の疑問に即座に対応してくれるか。
  • 運用開始後も、電話やリモート接続による迅速なヘルプデスク対応が提供され、トラブル時に診療を止めない体制が構築されているか。

コストや機能を比較することはもちろん、「長期的に伴走してくれるパートナー」として信頼できるベンダーを選ぶことが大切です。

小児科クリニックにおすすめ!ユヤマの電子カルテの特徴

ユヤマの電子カルテ

当社が提供する無床診療所様向け電子カルテシステム「BrainBox」シリーズは、多くの小児科クリニック様に選ばれています。当社製品の特徴とサポート体制についてご紹介します。

「ユヤマ・キーパッド」や「家族カルテ」機能による入力支援

当社独自の「ユヤマ・キーパッド」を使用することで、カルテの作成から処方入力、会計情報の送信、そしてカルテの終了までをキーボードだけで完結できます。必要なタイミングで必要なボタンのみを表示するため、より素早く入力できます。

また、小児科診療にとって便利な「家族カルテ」機能も搭載しています。保険者番号や住所、電話番号などで家族・兄弟姉妹を紐づけ、複数のカルテを同時に参照することができます。例えば、弟である患児を診察している最中に、同じ感染症だった兄に処方した内容をすぐに確認してオーダーするといった運用が可能です。

他にも、小児内分泌学会で使用されているものと同じ「成長曲線」のグラフや、マスターメンテナンスと組み合わせてロット番号を管理できる「予防接種管理ツール」など、小児科クリニックに欠かせない機能を網羅しています。

小児特有の処方をサポートする医薬品総合データベース「MDbank®」

ユヤマ独自開発の医薬品総合データベース「MDbank®」を標準搭載しており、小児科診療における処方の安全性を強固に担保します。

  • 入力された疾患名と医薬品を関連づけて、処方入力時に自動でチェック
  • カルテに入力された患児の生年月日や体重情報に基づき、適切な常用量を瞬時に計算して表示
  • 併用禁忌や年齢禁忌、投与量オーバーなどにアラートを表示
  • 最新の医薬品情報や薬価改定のデータは、月に1回自動的にアップデート
  • 薬の実際の画像を表示し、電子カルテの画面で患児・保護者と一緒に確認できる

また、複合的な小児容量換算機能も搭載しており、体重に基づき計算した場合の四捨五入・切り上げ・切り捨てなどの換算設定を事前に決めたり、上限を設定したりすることができます。

再診や予防接種の準備を円滑化する「次回カルテ機能」

BrainBoxV-Ⅳで追加された新機能である「次回カルテ機能(予習カルテ機能)」は、診察終了後、IDだけで次回の予約枠(仮カルテ)を作成できます。アラーム機能とあわせて、再診患者の事前準備がスムーズに行えます。
この機能は、予防接種スケジュールに合わせた次回予約や、小児喘息やアトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどの定期受診が多く発生する小児科において高く評価いただいています。次回の予防接種で予定されているワクチンの種類や、定期処方の内容(保湿剤や抗アレルギー薬など)をあらかじめ仮カルテの段階でセットしておくことができ、業務効率化と待ち時間短縮が実現します。

予約システム「BB予約」

ユヤマの予約システム「BB予約」(オプション)は、BrainBoxとシームレスに連動し、受付業務の効率化を実現します。患者(または患児の保護者)がスマートフォンからWeb予約を行うと、BrainBoxに予約情報が自動で反映されます。その他の便利な機能は以下の通りです。

  • 予約登録後、診療行為のセット内容を選択しておくことで、診療時に自動でオーダー
  • 発熱外来や特定の検査・ワクチン接種など、事前確認が必要な予約を管理できる「仮予約」機能
  • LINE通知やメール通知による事前の自動リマインド機能
  • 診療内容や運用に合わせて画面のレイアウトをカスタマイズ
  • 「BB問診」(オプション)との連携による、Web予約からWeb問診へのスムーズな案内 など

経営支援ツール「BB.Insight」

電子カルテに蓄積された診療データをAIが分析・予測し、経営判断に役立つ情報を提供します。患者数、診療報酬額、平均滞在時間、リピート率、医薬品ランキングなど、多岐にわたる診療データを自動で集計・可視化できます。また、自院のデータを他院に公開する設定を行った場合、全国のBrainBoxユーザーの匿名化された医療統計と自院の状況を比較することができます(他院へのデータ提供をしない場合も、従来通り自院のデータのみで分析可能)。

 
関連記事:クリニックにおける経営分析の基本と電子カルテによる実践手法

専任の営業担当によるサポート体制

当社ではクリニック様ごとに専任営業を配置し、万全のサポート体制を提供しています。導入後も同じ担当者が責任を持ってクリニック様に寄り添い、日々の運用を伴走しながらサポートいたします。
導入にあたっては、クリニック様の診療スタイルに合わせて最適な運用提案を行います。また、開業前には知識豊富なインストラクターが現地に訪問して操作方法を丁寧にご説明し、開業後3日間も終日現地にて立ち会わせていただきながら、スムーズな運用を支援します。

オンラインデモのご案内

当社では、開業準備や日々の診療で多忙な先生方にも気軽に体験していただけるよう、BrainBoxシリーズのオンラインデモを随時実施しています。

  • PCまたはタブレットとインターネット環境があれば、どこからでも接続可能
  • 先生のご都合の良い時間帯に合わせて、30分から1時間程度で実施
  • 製品の特徴や導入事例、実際の使い方を丁寧にご紹介

当社の営業担当者が、クリニック様の経営課題や目指しておられる診療スタイルに合わせて、最適な活用方法と具体的な運用イメージをご提案します。

【事例紹介】小児科クリニックの電子カルテ活用

小児科・内科・整形外科の複数科標榜で理想の診療を追求(伊藤医院様)
当社の無床診療所様向け電子カルテ「BrainBox」シリーズを導入し、診療の質と経営効率を大幅に向上させている小児科クリニック様の事例をご紹介します。

小児科・内科・整形外科の複数科標榜で理想の診療を追求(伊藤医院様)

伊藤医院様は、小児科、内科・消化器内科、整形外科を標榜されており、3代にわたって地域医療を支え続けています。2013年7月にBrainBoxシリーズを導入され、2度のバージョンアップを経て、現在は「BrainBoxV-Ⅳ」を導入いただいています。

手書き入力への対応

電子カルテの選定にあたっては、紙カルテに近い感覚で所見やシェーマを書き込める「手書き入力」を重視されていました。液晶ペンタブレットで直感的にカルテへ書き込めるため、従来の紙カルテに慣れたご高齢の先生にとっても使いやすく、電子カルテに移行する際の心理的ハードルも大きく下がったといいます。

小児科の特性に合わせたカスタマイズ

複数科を標榜する同院では、各診療科の特性やワークフローに合わせて、カルテ画面のレイアウトを独自にカスタマイズされています。小児科の診察画面においては、感染症の検査項目をショートカットですぐに呼び出せるよう設定したり、ワクチン関連の入力項目をすぐ選択できるように配置したりと工夫しています。

充実のサポート体制

サポート体制については、「担当者がよく来てくれる」「トラブルに対する対応が早い」と評価いただいています。

伊藤医院様の導入事例については、こちらの記事もご覧ください。

 
関連記事:ドクターリポート 伊藤医院様

 
関連記事:医療DX事例(伊藤医院様):スタッフとともに取り組む医療DX~少人数からのスタートが成功のカギ~

電子カルテは小児科クリニックの業務効率化と安全性向上を支える

本記事では、小児科向け電子カルテの選び方について解説しました。

多数の患児と保護者を待たせないこと、二次感染のリスクを抑えること、体重・年齢別の処方量の計算、複雑な予防接種のスケジュール管理など、小児科診療にはさまざまなことが求められます。これらの課題を解決するためには、電子カルテによる入力支援や医薬品データベースと連動した高度な処方チェック機能、家族カルテ・予防接種管理など小児科に特有の機能、そしてWeb問診・Web予約など周辺システムとの連携が欠かせません。自院の診療スタイルに合わせた最適な電子カルテを選定し、事務作業やカルテ入力に奪われていた時間を極力削減することで、保護者の不安を取り除き、子どもにしっかりと向き合うための時間を確保することができます。

電子カルテは小児科クリニックの業務効率化に不可欠

参考資料

※1 厚生労働省. 令和8年度診療報酬改定説明資料等について. 令和8年度診療報酬改定7.外来医療の機能分化・強化等.

オンプレミス型電子カルテ BrainBoxV-Ⅳ

クラウド型電子カルテ BrainBoxCloudⅡ

BrainBoxオンラインデモ

電子カルテドクターリポート

全国最大級の開業物件検索サイト ユヤマY’sジャーナル

開業支援ドクターレポート