2021.05.28電子カルテ

【電子カルテコラム】医療事務の仕事内容について

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医療事務

医療事務は病院・クリニックなどの医療機関で働くことになるため、医療の保険制度やカルテの正しい書き方など専門的な知識が問われる仕事内容になっています。

そのほかにも患者さんへの受付・会計への対応など、医療事務の業務の幅はかなり広くなっています。

近年ではレセプトコンピュータシステムや電子カルテといったシステムが導入され始め、その業務量も以前に比べると少し軽減されてきています。

今回は電子カルテコラムとして、医療事務の仕事内容についてご紹介していきます。

医療事務の仕事内容とは?

仕事内容とは

医療事務の仕事内容について3つの業務をご紹介していきます。

 

受付業務

受付業務は、病院・クリニックの受付で患者さんのお迎えをする仕事内容になります。

患者さんから保険証・診察券など預かり内容に間違いが無いか確認する・電子カルテに患者さんの基本情報を入力する・患者さんの電子カルテを作成し診察室に案内するという業務が主な受付業務になります。

患者さんの待ち時間を短縮しつつスムーズに業務を行うためには、医療保険制度への知識をある程度もっていると良いでしょう。

またその知識をもつことに加え、患者さんに対する丁寧な対応が必要になります。

会計業務

医師による診察が終わると、患者さんが加入する医療保険・カルテ内容・診療報酬の点数表をもとにして、その患者さんが支払う医療費を計算していきます。

近年の医療機関では電子カルテを導入し始めているところも多く、自動的に計算された数字を確認する作業が主な業務になります。

医師が作成したカルテ内容を見て間違っているところが無いかを一つ一つ慎重に確認していきます。

この作業を慎重に行うことは非常に大切ですが、迅速なスピード力も求められるため、会計業務をスムーズに行うためには知識・スキルを身につけておかなくてはなりません。

レセプト業務

レセプト業務では、病院やクリニックの所得に関わる「診療報酬明細書」の作成に始まり、点検や提出までの業務を行います。

共済組合や健康保険組合に加え、市区町村といった保険者に、患者さんが支払う自己負担以外の診療費用請求を行います。

ICT化が進む近年では診療報酬の明細書も自動算出が行われるため、その点検業務が中心になります。

しかしこの点検作業を確実に行うためには算定のルールをきちんと理解する必要があるうえ、正確性の高い処理能力が求められる傾向にもあります。

未経験でもスキルをもっていると◎

未経験でも可能

医療事務の仕事は専門的な知識が必要なため、どうしても経験者が優遇されることが多いです。

しかし医療事務に関する専門知識・スキルなどを身につけて資格を取ったり、医療事務に関するIT知識を増やしたりとスキルを向上させることで未経験でも需要が高まるでしょう。

医療事務を行ううえで資格を保持していると、その必要となる知識・スキルは習得していることになるため、どのような医療機関においても即戦力となる人材として認識されることが多いです。

ここ数年の日本では高齢化が急速に進んでおり、医療機関の重要度は高まってきています。

そのような中で専門性の高い医療事務の仕事は、長期的に継続できる仕事だと言われています。

おわりに

今回は電子カルテコラムとして、医療事務の仕事内容についてご紹介しました。

「受付・会計・レセプト」といった3つが医療事務の主な業務内容になります。

専門的な知識が必要になる業務になるため、未経験の方にとってはどうしても難しいと感じることが多いかと思います。

しかし、医療事務に必要とされる知識・スキルをしっかりと身につけていれば未経験でもその需要は高まります。

専門性の高さからそのニーズは長期的に安定したものであると言えるでしょう。

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