2021.01.14電子カルテ

導入時に気をつけたい電子カルテの選び方をご紹介

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電子カルテの選び方

医療機関の中枢システムである「電子カルテ」。

電子カルテを導入することで、働きやすさ・業務効率の面が大きく変わると言われています。

そんな重要な役割を担う「電子カルテ」ですから、導入を検討する際にはその製品選びも慎重に行っていきたいところです。

しかしどのような点を重視して電子カルテを選んだら良いのでしょうか?

今回は、導入時に気をつけたい電子カルテの選び方についてご紹介していきます。

操作性を重視

操作性

電子カルテの操作性を重視し、電子カルテを選ぶという方法もあります。

使いづらいと感じる電子カルテでは、どうしても患者さんに対してのサービスの質が落ちてしまいます。自らの提供するサービスの質を落とすシステムの導入の為に百万円単位の本末転倒な投資を行うなど、あってはならない話です。

ただ、製品仕様を見ただけでは電子カルテの操作性まで判断することはできないでしょう。

そういった際におすすめなのが、「デモンストレーション」になります。

候補にしているいくつかの製品を実際に操作し、その使い心地を体験して比べてみましょう。

安定性を重視

安定性のある電子カルテを選ぶことは絶対条件だと言えます。

電子カルテの開発会社であればどこでも自社の製品を「不安定な製品だ」とは言わないでしょう。

電子カルテの導入を考えている利用者は、その中でも一番安定性の高いシステムを求めています。

しかしこの「安定性」に関してもやはり製品の仕様から判断することは厳しいでしょう。

そんな際におすすめなのが、「その製品を導入している施設を見学させてもらい、評価を聞いてみる」ということです。

そしてその際には併せて、「事業者のサポート体制・技術力を事前に確認しておく」ということです。

どういった製品であっても、予想できない故障や障害はつきものです。

そんな時でも、丁寧で確実なサポートを受けられるかどうか?というポイントは非常に大切な項目です。

具体的には、「コールセンターの対応が丁寧」「技術力の高いSEが在籍している」「実績に優れたハードウェアを採用している」などが挙げられます。

事前に確認できる点は確認をしておくと、いざという時にでも安心して任せることができるでしょう。

連携性を重視

連携性

電子カルテは診療所の基幹となる業務をコンピューターで管理するシステムです。

そのため業務を行ううえで、他のシステムとの連携は必須になります。

既存システムに加えて今後構築予定のものや、他の施設とのシステム連携も検討する必要があります。

また、連携の可否に加えて、費用面での各社比較も必ず行いましょう。電子カルテシステム本体の導入費用に加えて、周辺機器やシステムの相互接続を実現させるには別途費用が発生するからです。

導入予定のあるシステムについてはまず電子カルテとの連携性を重視してから、導入を検討するようしておくと安心でしょう。

 

おわりに

今回は、導入時に気をつけたい電子カルテの選び方についてご紹介しました。

近年では、病院の評判や医療サービスの向上にも電子カルテが関係していると言われているほど「電子カルテ」は無くてはならない存在となっています。

そんな電子カルテ選びに迷われている方は、「電子カルテの何の要素を重要視して選びたいか」をしっかりと吟味し、自院に適した電子カルテを導入してください。

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