2020.09.04電子カルテ

電子カルテを導入する際に必要な機材・周辺機器をご紹介

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電子カルテ導入時に必要なもの

電子カルテ導入を検討されている病院、クリニックは非常に多くあります。

電子カルテ導入にあたって、そんな病院、クリニックが疑問に思うことの一つに、どんな機材・周辺機器を導入する必要があるのだろうということです。

こちらの記事では、その疑問にお答えしていきます。

必ず必要な機材

パソコンやモニター

電子カルテ導入時に、必ず必要になる機材としては以下のようなものがあります。

パソコン

電子カルテは、従来紙で管理していたカルテを電子データとして管理・運用するものです。

そのため、電子データを管理するためのパスコンが必要です。

必要な台数は病院、クリニックの規模によっても違いますが、最低でも「レセコンとして1台」「電子カルテとして1台」用意しておかなければなりません。

診察室の数が増えれば、その分多くの台数が必要になると考えておくといいでしょう。

インターネット回線

システムのアップデートや検査会社との連携、電子レセプト請求など、様々な用途でインターネット回線は必要になります。

クラウド型の電子カルテシステムを使うのであれば、クラウド上のデータを扱うためにインターネット回線は必ず必要になりますが、オンプレミス型の電子カルテの場合もインターネット回線は必要です。

必ず準備しておくようにしましょう。

ルーターやハブ

インターネットに接続したり、院内ネットワークをつくったりするために、ルーターやハブなどの機器も必須です。

インターネット回線を契約する際に、合わせて準備するようにしましょう。

外付けHDDやSSD

システムのバックアップをとるために、外付けのHDD(ハードディスクドライブ)やSSD(ソリッドステートドライブ)を用意しておきましょう。

HDDやSSDは消耗品ですので、いつまでも同じものを使い続けるというわけにはいきません。

定期的に買い替え、安全にバックアップを管理できるようにしておきましょう。

また、ディスクが破損するリスクに備え、RAIDを組んでおく必要もあります。

RAIDとは、複数のハードディスクを組み合わせて、ひとつの仮想ハードディスクとして運用する技術のことです。

データ保存の安全性が高まるので、RAIDを組むのが、バックアップデータを管理するうえで推奨されている方法です。

必要な機材

必要な機材

必ず必要になる機材以外に、必要な場合とそうでない場合がある機材があります。

状況に応じて必要な機材を購入するようにしましょう。

 

追加ディスプレイ

電子カルテの運用において、複数のディスプレイが必要になる場合があります。

場合によっては、タッチパネル式の液晶モニターを購入することもあるでしょう。

他には、画像専用のモニターを用意することもあります。

プリンター

領収書や紹介状、処方箋などを印刷するためには、プリンターが必須です。

プリンターには、レーザープリンターとインクジェットプリンターがありますが、印刷する量が少ない場合はインクジェットプリンターが、印刷する量が多い場合はレーザープリンターをおすすめします。

スキャナー

写真や紙の資料をパソコンに取り込む場合は、スキャナーが必要です。

スキャナーには、プリンター一体型のものとスキャナー専用のものとがあります。

購入する際は、なるべくスキャナー専用のものを選ぶようにすると良いでしょう。

スキャナー専用のものは、プリンター一体型のものと比べ、スキャンスピードが早いので、ストレスなく使うことができます。

タブレット

タブレットを購入しておけば、電子カルテデータの閲覧がスムーズになったり処置後の入力が簡単になったりする場合があります。

おわりに

電子カルテ導入時に必要な機材、場合に応じて必要になる機材について、ご説明しました。

電子カルテの導入をご検討されている方は、本記事をぜひご参考になさってください。

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タグ : 導入 機材 電子カルテ
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