2022.04.28電子カルテ

電子カルテの連携 画像診断システムとの連携についてご紹介

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画像診断システム

診療所向け電子カルテシステムは電子カルテとレセコンが統合された「一体型」が主流となってきています。

診療の記録であるカルテ情報と医業経営に直結するレセプト情報はどちらも診療所を運営する上で極めて重要な情報ですので、これらの取り扱いを一手に担う一体型電子カルテシステムは診療所の基幹システムであると言えます。

基幹システムである以上、その他の周辺システムや機器との相互接続による連携は質の高い医療を提供していく上で必須です。それぞれに優れた機能を持つものであっても、電子カルテと連携させることによってこそ真価が発揮される、換言すれば電子カルテと連携させなければかえって非効率が生じるなどのデメリットが懸念される場合があります。

本記事では、電子カルテシステムの連携の代表例である画像診断システムとの連携についてご紹介します。

 

各種連携について

各種連携

頭書き連携

画像システムはそもそも単体として独立したシステム(=商品)ですので、患者の

頭書き情報(=ID番号や氏名•性別•生年月日などの患者基本情報、患者属性情報)を手作業で登録する機能が実装されています。

しかしながら、受付の電子カルテ窓口端末で新患登録を行うのとは別個に画像システムで改めてこれらの登録作業を都度行うのは二度手間であり、かつ入カミスのリスクも発生します。

頭書き連携を行えば、電子カルテ窓口端末で新患登録された患者属性情報は画像システムへと速やかに取り込まれます。二度手間や入カミスによる生産性低下、患者取り違えなどの事故の発生をゼロにすることができます。

なお、頭書き連携は画像システムに限らず、各種検査システムや予約システム、診察券発行機など他の様々な周辺システムや機器との間でも行われます。電子カルテで新患登録を行うだけで相互接続先へと一斉に情報が転送されるので、診療所の業務効率化の為には欠かせない連携であると言えます。

 

画像オーダ連携

通常、画像撮影のオーダ情報は電子カルテから印刷された指示箋に従い、スタッフが撮影操作室の画像システム端末(CRコンソール)上で患者名•撮影部位•撮影方向•撮影枚数などを順次入力することで撮影準備を行います。

画像オーダ連携を行えば、電子カルテに入力された画像オーダ情報は速やかにCRコンソールへと取り込まれます。二度手間や入カミスのリスクはもちろん発生せず、スタッフは直ちに撮影室内の準備や患者の誘導など他の業務を行うことができます。

 

画像ビューワ連携

画像システムを導入している診療所の診察室の机の上には電子カルテ端末のディスプレイとともに画像ファイリング端末の高精細ディスプレイが設置されており、撮影された画像データを描出するビューワが起動しています。

通常、画像ビューワでは患者ID番号や氏名の入力などにより任意の患者の画像データを呼び出す操作を行います。

画像ビューワ連携を行えば、電子カルテで表示させている患者のカルテ画面上から簡単なクリック操作を行うだけで画像ビューワでの当該患者の呼び出しが行えます。なお、電子カルテシステムと画像システムの組合せによっては、電子カルテで患者カルテを開く操作に呼応して自動的に画像ビューワでの当該患者呼び出しが行える場合があります。

 

参照用画像取込連携

参照用画像取込連携を行えば、高精細ディスプレイ上で読影や診断を行う為の精緻な画像データとは別に、参照用のJPEG画像ファイルを電子カルテシステムに自動的に取り込むことができます。

取り込まれた画像は撮影の記録としてカルテ2号紙画面に貼り付け、所見などのコメントを付記しておくことができます。

なお、電子カルテシステムと画像システムの組合せによっては、画像ファイリングの画面からのドラッグ&ドロップで簡単にカルテ2号紙画面への画像貼り付けが行える場合や、貼り付けた画像をクリックするだけで画像ビューワでの当該患者呼び出しが行える場合があります。

 

おわりに

電子カルテとの連携

本記事では電子カルテの連携として、画像診断システムとの連携についてご紹介しました。

一体型電子カルテシステムは診療所の基幹システムであり、周辺システムや機器との相互接続による連携は必須です。

画像診断システムとの連携には頭書き連携、画像オーダ連携、画像ビューワ連携、参照用画像取込連携があります。

医師をはじめとして院内スタッフ全員の生産性向上、業務効率化は提供する医療の質的向上へと直結しています。院内各業務の部分的なシステム化、電子化を検討する際には電子カルテとの連携可否も含めて情報収集することをおすすします。

 

 

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タグ : 画像診断システム 電子カルテ
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