2021.07.30電子カルテ

【電子カルテコラム】電子カルテシステムEMRとは?

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電子カルテシステムEMR

診療情報をデジタルデータにて管理、確認している方もいらっしゃるかと思います。

デジタルデータは紙と違って保管場所を取らない、いつでも確認ができる、院内の関係者に共有しやすいなどさまざまなメリットがあります。

今回は、そんな医療のデジタルデータを指すEMRや、似たような言葉であるEHR、PHRとの違いについてご説明いたします。

EMRとは?

EMRとは、Electronic Medical Recordsの略で、電子化された医療の記録、つまり電子カルテのことを指します。

政府が導入率の目標を掲げるなど普及の後押しをしていることもあり広まってきました。医療機関ごとにそれぞれ独自のシステムを構築しており、即座にデータ共有できないなどの課題がありましたが、近年「地域医療ネットワーク」の取り組みとして複数の医療機関での情報共有が実現するようになってきました。

・EHRとは?

EMRとは

EHRとは Electric Health Record の略で、電子健康記録のことを指します。

EHRは言葉通り、過去の病歴、診断結果、投薬、アレルギー、検査データ、などの人の健康情報のデジタル化です。

EHRの特徴として情報共有の手軽さやデータ確認の簡易を挙げることができます。

前者は患者が医療機関を変えた場合でも追従が可能となり、また後者では患者自身が自らの健康状態を管理する目的で運動実績や血圧などを確認することが可能となります。

・PHRとは?

PHRとは、Personal Health Recordの略で、日本語訳すると「個人健康記録」になります。

病気や服薬履歴など、異なる施設に分散している健康、医療情報を個人レベルに収集し、管理する仕組みになります。

また、患者自らが医療、健康情報を収集し保存することもPHRとなります。

身近なところではPHRのアプリや、電子お薬手帳や電子母子手帳など、従来は患者自身が紙媒体で管理していたものが電子化されたものが該当します。

これにより、万が一の場合でも、手持ちのスマートフォンやPCからデータを共有することが出来るようになるので迅速な救援活動を行うことが出来ます。

EMR やEHR よりも患者、一般ユーザーに近いデータの集合体といえます。

・EMR をEHR として使用することができるか

EMRをEHRとして使用

優れた電子カルテのシステムですが、EHR システムとしてデータを共有、確認する為には互換性が担保されていなければなりません。

というのも、本来EMRは院内のみでの情報共有に使用されるもので、院外での使用は考慮に入れていません。

なので、他のEMRシステムと相互連携が可能なEMRシステムを備えている場合に限りデータを授受することが出来ます。

・おわりに

当記事ではEMR とEHR、PHR についてご説明いたしました。

EMRは個々の院内での情報共有のために使用する電子カルテ、EHRはその垣根を超えて複数の医療機関や保険薬局で情報共有を行うネットワーク的な広がりをもつもの、PHR は患者個人レベルに落とし込んだ医療データになります。

情報共有の範囲とその目的に着目すれば、それぞれの違いが理解しやすくなるでしょう。

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