2019.08.30電子カルテ

早めにスタートしよう!電子カルテの導入には時間がかかります

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電子カルテの導入をスタートさせる

近年は何をするにも、電子上で処理されることが多くなりました。

病院で使用されるカルテも電子化され、スペースを有効に活用できるだけでなく患者さんの症状などを一目で把握できるようになったのです。

ここでは、そんな電子カルテの導入についてご説明します。

検討から導入完了に至るまでの流れ

電子カルテを導入している診療所が増え、開業とともに電子カルテを導入する人も多くなりました。

その際、きちんと導入の流れを把握していないと開業日に間に合わないという最悪のケースも起こりかねないので注意しましょう。

電子カルテの導入ケースによって異なりますが、メーカーの選定から検討に多くの時間を要す場合もあります。

1社だけで決めてしまうのならばそれほどの時間はかかりませんが、多くのメーカーを比較した方が自分たちに合った電子カルテを導入できるため、比較して決めるのがおすすめです。

電子カルテは発注したからといってそれで終わりではなく、メーカーごとにシステムが違うため自分たちに合わせて設定をし、実際に操作や運用方法、機能などを確認・練習する期間が必要になります。

導入を検討する際にはできるだけ長いスパンで日程を組んでおくと安心です。

無駄を省くための電子カルテ導入

無駄を省く

紙ベースでカルテを管理していては、急にある患者さんのカルテが必要になった際に探すのに時間がかかってしまうかもしれません。

しかし、電子的に保管することによって名前で検索することができるので、わざわざ棚からファイルを探し出す手間が省けるのです。

また電子カルテを導入すると、これ以上紙カルテが増えることがないので、古いカルテから順次整理していけば診療所のスペースが有効活用できます。

このように、受付や会計時にカルテを出したり元の場所に戻したりといった無駄を省くことができるのでスタッフの作業が効率化されます。

また、患者さんもスピーディーに診察から会計までの流れを終わらせることができます。

電子カルテのメリットとは

電子カルテを導入することで、患者さんの情報が管理しやすくなります。

電子カルテは過去の情報も検索するだけで簡単に出すことができるので、症状の経過やどんな時にどの薬を処方していたかなどをその場で調べることができます。

その時々で患者さんに合った薬や処置をより行いやすくなります。

また、診療所では大型病院への紹介状を作成することもあります。

そうした時にも電子カルテは役立ちます。

事前に紹介状のテンプレート化したものを用意しておき、患者さんに合わせて必要な項目を書き換えるだけでいいので文書作成が簡単になります。

電子カルテを導入する前の注意点

導入前の注意点

電子カルテの選択方法として最新機種や大手メーカーであることを基準とするのも悪くはありませんが、まずは導入する目的や使える予算、さらには本当に必要な性能なのかどうかをしっかりと整理しておくことが大切です。

その後で、機種やメーカーを指標にしてみると良いでしょう。

ただし、ここでも注意すべき点があります。

一般的に、電子カルテは決められた性能をそのまま使うタイプと自由にカスタマイズできるタイプがあります。

運用する中で新しい機能が必要となった場合に、前者のようなモデルでは新たに電子カルテを購入しなおすことになる恐れがあるので、電子カルテがどちらのタイプであるかも考慮して検討すると良いでしょう。

おわりに

電子カルテは診療所にとって、導入するメリットがたくさんあります。

近年、電子カルテの導入は必須とも言われているほど、医療機関にとって電子カルテは業務の効率化を図るのに便利なツールです。

電子カルテは導入完了まで様々な工程が必要なため、導入をする際は計画を立てるようにしましょう。

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