2021.07.29電子カルテ

「リーンスタートアップ」の考え方で電子カルテの導入を図る

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リーンスタートアップ導入

「リーンスタートアップ」という言葉を聞いたことはありますか?

「小さく始める」という意味があり、企業などでよく使われる言葉なのですが、この考え方は電子カルテの導入時にも用いることができるのです。

今回は「リーンスタートアップ」の考え方で電子カルテの導入を図るという内容についてご紹介していきます。

 

「リーンスタートアップ=小さく始める」ことが大切

リーンスタートアップが大切

予算を最小限に抑えて物事を始めるということを「リーンスタートアップ」という言葉で表します。

このリーンスタートアップを電子カルテに当てはめて考えてみましょう。

電子カルテの導入には数百万の金額を必要とするイメージをお持ちの方も多いかと思います。

電子カルテは「非常に高額なシステム」だと誤解されがちなのですが、安価なものから高機能高価格のものまで実に優れた製品が発売されています。

これまで紙のカルテで運用がスムーズにいっていたというクリニックでは、無理に高額なシステムを導入して運用を行う必要はないでしょう。

自院では「どのようなことを実現させたいか?」を明確にして、それに合った電子カルテを探して購入するようにしましょう。そして端末台数についても「運用に支障をきたさない為の必要最低限」の台数から、「ゆくゆくは設置したい、あると便利だが、今すぐに必要という訳ではない端末」の台数までをシミュレートし、予算の範囲で見定めを行いましょう。

 

【電子カルテ導入】行うことは最小限に

行うことは最小限に

電子カルテの導入を検討する際は、どうしても「この機能を使いたい」「あの機能も便利そうだ」だといろんな機能に目移りしてしまうことがあります。

また「せっかく電子カルテを導入するのだから!」と完全なペーパーレス化を目指そうとする方も少なくありません。

しかし電子カルテを導入したとしても、紙のまま運用する部分も残しておくという選択肢は必ず残しておきましょう。

「電子カルテ導入=完全なペーパーレス化」と捉えがちなのですが、そもそも電子カルテ導入の目的は「ペーパーレス化を目指す」ことではありません。

電子カルテを導入する目的にはもちろんさまざまなものがあるとは思いますが、一番はスムーズに業務を進められること・現在の困りごとを解決することが目的です。

電子運用ならではの良さと紙運用ならではの良さを自院のスタイルに合わせて最適に組み合わせた所に「投資効果を最大化する正解」があります。

「紙での運用を一切やめてしまうべき」「すべてを完璧に電子化するべき」というこだわりをもってしまうと、さまざまな機能を駆使すること自体が目的にすり替わってしまい、操作端末の過度な負担や不自然な動線の代償を来院患者に支払わせてしまうなどといった本末転倒が生じかねません。

初めからあまり完璧な理想状態を目指そうとはせずに、すべて電子化しなくても良い・紙運用の部分があっても良いといった「リーンスタートアップ」の気持ちで導入を進めることをおすすめします。

初めは運用に支障をきたさない為の必要最低限の端末を導入し、紙運用のメリットとの最適な組み合わせを目指しましょう。また、電子カルテに装備されている全ての機能を導入当初から使い切ろうとするのではなく、例えば「ゆくゆくは〇〇室や〇〇室にも端末を増設し、現在は使用していない〇〇機能を活用して、〇〇の紙媒体による運用を電子化していこう」といった目標を立ててみましょう。

 

おわりに

今回は「リーンスタートアップ」の考え方で電子カルテの導入を図るという内容についてご紹介しました。

電子カルテ導入となると、どうしても「一斉に電子化しなければ!」という考えが先行してしまいがちなのですが、必ずそれが良いとも限らないのです。

少しずつ電子化に移行していくことで、紙運用との調整がしやすくなります。

電子カルテの導入を検討されている場合は、このリーンスタートアップの考え方に基づいて小さく電子カルテ運用を始めるようにしてみてはいかがでしょうか?

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